Windows 7 /8.1ユーザーに対し、Windows 10への無料アップグレードを即す「アップグレード通知機能」が最近大幅に強化され、実際にWindows 10のインストールを開始するところまで進化した模様。発動条件は不明ですが、手元のWindows 7マシンで確認しました。
上の画像のようにカウントダウンタイマー付きの通知画面が表示され、カウントダウン終了後にアップグレード処理が始まります。
アップグレード処理は途中でキャンセル可能なのですが、キャンセルしても「以前のバージョンのWindowsを復元しています」と復元扱いになるのが気持ち悪いところです。
以下強制アップグレードが始まったらどうなるのか、アップグレードがどう対処すればいいのかをまとめてみました。
アップグレードが始まるとこうなる
目視していたわけではないので処理の流れは不明ですが、カウントダウン終了後に勝手に再起動され、Windows 10へのアップグレード処理が始まるのだと思います。
気がついたら以下の画面が表示されていました。
▲この画面ではキャンセル不可能でした。
▲「これは法的文書です」という画面の「拒否」ボタンをクリック。この後確認ダイアログが表示されるのでもう一度「拒否」ボタンをクリックするとWindows 10へのアップグレードをキャンセルすることができます。
▲アップグレードをキャンセルすると「以前のバージョンのWindowsを復元しています」という黒い画面が表示され、しばらくするとWindows 7が復活しました。
アップグレード予定を取り消しておいた方がよい
Windows 10へのアップグレードを行いたくない場合、とりあえずの対処方法として一番簡単なのはアップグレード予定を取り消す方法だと思います。カウントダウン通知が表示されたら以下の方法で予定を削除します。
▲「後で実行する」をクリック
▲「予定の変更」をクリック
▲「アップグレード予定を取り消す」をクリック
▲「アップグレードの予定を取り消す」をクリック
根本的対策は?
レジストリの変更や、グループポリシーを変更する方法など、Windows 10へのアップグレードを防ぐ方法はいくつかあるようですが、以前の情報が果たして今も使えるのか確認できていません。情報が収集できたら随時更新していきたいと思います。
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