Windows互換を目指し開発されているオープンソースOS「ReactOS」の最新版v0.4.0が2月16日にリリースされました(アナウンス、Phoronix)。現在公式サイトよりインストール用のBootCDとインストールせずに実行可能なLiveCDのISOイメージをダウンロードすることができます。
ReactOS 0.4.0は0.3.17リリース後以来1年以上かけて開発が続けられてきたReactOSの新バージョンです。昨年末の0.4.0 RCリリース以来、正式版の公開が待たれていました。主な新機能として以下の項目があげられています。
ユーザー視点:
- ext2リードライトとNTFSのリードサポート
- 新しいエクスプローラーのシェルとテーマのサポート
- SATAサポート
- USBサポート
- VirtualBoxとVirtualPCのサポート
- 無線ネットワーク
開発者視点:
- CMakeがGCCとMSVCコンパイルをサポート
- コンパイルタイムが顕著に改良
- カーネルデバッギングのためのGDBリモートデバッギングインターフェイス
- WinDBGのサポート
各機能の詳細は先ほどのアナウンスおよびChangeLogに掲載されています。
なお0.4.0 RCを実際にインストールしてみた記事はこちらです。
Windows互換を目指すオープンソースのオペレーティングシステム「ReactOS」。メジャーなオープンソースOSといえばUNIX系が大...
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