Emacsユーザーならば、Aキーの左隣はCtrlキーであってほしいと考える人が多いのではないでしょうか。一般的なJISキーボードでは、Aキーの隣がCapsLockキーなので、CtrlキーとCapsLockキーを入れ替えて使っている方も多いと思います。
しかし、Emacsに関する様々な状況を提供しているサイトergoemacs.orgは、これらのキーを入れ替えるべきではなく、キーボードの左端にあるCtrlキーは手のひらで(小指の付け根あたりで)押すべきであると主張しています。手のひらで押すことで、人間の指のなかでもっとも弱い小指を酷使することなく、また、CapsLock+t、CapsLock+g、CapsLock+bなどのキーも無理なく押せるようになるというのです。
ちなみにこの主張はこのサイト独自のものではなく、日本人でも実践している人が結構多くいます。
Redditで、この方法がうまくいくかどうかは、手のひらでうまくCtrlキーを押せるかどうかによるとも指摘されていることからも分かる通り、左端のキーがある程度盛り上がっているタイプのキーボードじゃないと難しい技かもしれませんが、Emacsユーザーなら一度は試してみても良い技かもしれません。
AppleのJISキーボードは、Aキーの左端が最初からCtrlキーなので、逆に困るかもしれませんが…(ストロークが浅すぎるし)。
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